mo life

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2009/12/24

ワンダーランド。

アメリカ村の銭湯「清水湯」でいつものように
サウナに入っているとテレビで池澤夏樹の世界文学ワンダーランドと
いう番組がやっていた。
世界の文学を池澤夏樹が解説。朗読をするという番組。

池澤夏樹が翻訳を手掛けた作品を今日は紹介していたのだが
池澤夏樹的に翻訳っていう仕事はどんな位置付けなのか、気になって
思わず考え込んでしまった。
池澤夏樹は小説も書く人。
小説を書く人が翻訳をすること。

翻訳する作品がすばらしければ、すばらしいほど
人に読んでほしいと思う気持ちは高まるだろうし
同時に作者への才能に対する嫉妬心は生まれないのだろうか?
はたまた、他の言語の文学表現を日本語に表現することについて
自分のフィルターはどこまで通すのだろうか?
などなど、考えると頭の中がぐるんぐるんとしてきた本日であります。

皆様にメリークリスマス。

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